iPhoneやiPadでメールや予定表、連絡先を使う

神奈川大学　経済学部　基本科目

3. iPhoneやiPadでメールや予定表、連絡先を使う

iPhoneやiPadのようなiOSを使っているシステムでOffice365のメールや予定表、連絡先を使う方法は大きく分けて2つあります。

App Storeで無償配布されているMicrosoft Outlookをインストールする
Office365のアドレスを「設定」からシステムに追加する

Outlookをインストールすると、Outlookっぽい画面でOffice365のメール、予定表、連絡先を使うことができます。「設定」からアドレスを追加した場合は、iOS標準のメールやカレンダー、連絡先の中にOffice365のデータも入るようになります。どちらを使うかは好みでどうぞ。

3.1 App Storeで無償配布されている Outlookを使う

Step 1. OutlookをApp Storeで探してインスト−ルする

App Storeを "Outlook"で検索して、開発が Microsoft Corporationになっている無償のアプリを探します。App Storeでの名称は"Microsoft Outlook"でアイコンはのような感じですが、似たようなアイコンで別のプログラムもあるので、必ず開発元と名前を確認してください。

Step 2. Outlookを起動して、Office365のアカウントでログインする

(1)色々口上が出てくるが、JINDAIメールは条件を満たしているので問題なし。

(2)JINDAIメールのメールアドレスとパスワードでログインする

Step 3 しばらく待つ

OutlookがOffice365と通信して、必要な初期設定を行うのでしばらく時間がかかります。

Step 4. 使う

正しく初期設定が終わると、メールの受信ボックスを表示する画面からスタートします。予定表や連絡先を使いたい場合は、画面下に表示されていメニューから予定表、連絡先などに飛べます。

3.2 iOS標準のメール、カレンダー、連絡先でOffice365を使う

Step 1. 設定から「メール/連絡先/カレンダー」を選ぶ

Step 2. 「アカウントを追加」を選ぶ

Step 3. Exchangeを選ぶ

Step 4 JINDAIメールのメールアドレスとパスワードを入力する

Step 5. しばらく待つ

Step 6. Office365と同期する項目を選択する

メールは共存可能です。たとえば、iCloudのメールアドレスを既に使っている場合であっても、iCloudのメールとOffice365のメールを両方「メール」の中で、独立したメールボックスとして読み書きできます。
カレンダー（Office365だと予定表）も別カレンダーとして共存可能ですが、iCloudのカレンダーとOffice365のカレンダー（実体としては別で、画面表示上は両方表示される）を分けて使う積極的な理由がないなら面倒なだけだと思われます。
- たとえば、自分のスケジュールはiCloud上にあって、サークルなどのスケジュール表をOffice365側で作って共有するようなケースであれば、この方法がオススメです。
それ以外の項目（連絡先、リマインダー）は挙動が複雑なので、「自分が何をやっているのか分かっている」ので無ければ、多分同期しない設定にしておく方が無難です。
特に、リマインダー（Office365だとタスク）は、両者の仕様がかなり違うので共用しようとすると制限が厳しくなります。
そのほか、全体的な制限は以下の通り。iOSに全ての情報を集中すると使いやすいように（当たり前）なっているようです。
- 同期設定前にiOS側で入力済みの情報は、Office365に転送されないようです。
- 同期設定後にiOS側で入力した情報は、Office365側にも反映されるようです。
- 同期設定前にOffice365側で入力済みの情報は、iOS側に反映されるようです。
- 同期競って後にOffice365側で入力した情報は、iOS側に反映されるようです。

Step 7. できあがり

メールだと、このようにメールボックスの中にExchangeという名前でOffice365のメールボックスが見えるようになる。

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