OneDriveはマイクロソフトアカウントを作成するとついてくるクラウド上の記憶領域、OneDrive for Businessは、法人用のOffice365を契約すると使えるようになるクラウド上の記憶領域です。
マイクロソフトが実体は全く違うものに同じような名前をつけたのが一番問題なのですが、無印のOneDriveは「マイクロソフトアカウントというよくわからないものに紐付けされている記憶領域」ということで、他の人とのファイル共有などは決してやりやすくありません。一方、OneDrive for Businessは元々社内用のファイルサービスにSharepointというサービスが起源で、それをクラウド上に展開して行ったものです。そのため、同じ組織内(たとえば、本学のケースであればJINDAI.JPの内部)では、ファイルの共有などが容易に行えるという特徴があります。
神奈川大学でのOffice365展開で使えるのは「OneDrive for Business」の方です。Windows 10などだと、OneDriveの中身をローカルディスクにコピーして同期を取っておくための同期クライアントがデフォルトで入っていますが、この同期クライアントはOneDrive for Businessでは使えません。OneDrive for Businessの同期クライアントは、Office365からデスクトップ用のOfficeをインストールすれば一緒に入ります。
Office2010と一緒にOneDrive for Businessを使いたいという場合は、KB2903984からダウンロードすれば同期クライアントだけインストールできます。
©2016, Hiroshi Santa OGAWA
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