神奈川大学 経済学部
2014年度経済情報処理II

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第2回 Excel実技試験模擬問題

※あくまでこの問題は「模擬問題」です。当たり前ですが、実際の試験に同じ問題がでると思わないように。

問1 健康診断データを使った処理

問1は、exam1.xlsx ブックを利用して解きます。→解答例(exam1-answer.xlsx

(1)健康診断シートの営業所コード列に入っている営業所コードに対応する営業所名を、営業所名列に入れましょう。ただし、営業所コードと営業所名の対応関係は、営業所シートに入っています(VLOOKUP関数を使うと楽です)。

(2)健康診断シートの標準体重列に、標準体重=(身長−100)×0.9 で求める標準体重を計算する計算式を入れましょう。

(3)健康診断シートの判定列に以下の判断基準で「要注意」あるいは「標準」と表示するIF関数を用いた計算式を入れましょう。

標準体重−体重≧5 ならば 「要注意」
そうでなければ 「標準」

(4)新しいシートを作成して名前を横浜営業所に変更し、健康診断シートの右隣に配置しましょう。

(5)健康診断 シートのなかで、横浜営業所に所属する人のデータだけが表示されるようにフィルターしましょう。

(6)健康診断シートのなかから、横浜営業所に所属する人のデータだけをコピーし、横浜営業所シートに貼り付けましょう。

(7)横浜営業所シートの各列の幅を11.0に変更しましょう。

(8)健康診断シートのフィルターを解除して、全データが表示されるようにしましょう。

問2. 印刷の問題

問2は exam2.xlsx を利用して解きます → 解答例(exam2-answer.xlsx)、印刷例(exam2-answer.pdf

(1)印刷する表 シートに、ヘッダーを設定します。

 ヘッダー左側 ヘッダー中央  ヘッダー右側 
 学籍番号
氏名
表1 健康診断  きょうの日付 

(2)印刷する表シートに、フッターを設定します。

 フッター左側 フッター中央  フッター右側 
   ページ番号/ページ数  

(3)印刷する表シートにタイトル行を設定します
表の項目名が入っている行(1行目)を印刷タイトルに設定します。

(4)印刷します

問3. グラフ作成の問題

問3は exam3.xlsxを利用して解きます→解答例(exam3-answer.xlsx

携帯電話売上シートには、携帯電話ショップA社、S社、D社の2011年1月〜2013年12月までの月次売上額が入力されています。

(1)携帯電話売上シートの市場合計列に、A社、S社、D社の売上を合計した値を計算する計算式を入れましょう。

(2)各社の市場占有割合は、それぞれの会社の売上額を市場合計の売上額で割ると求められます。たとえば、A社の市場占有割合は、A社の売上額÷市場合計で計算できます。A社、S社、D社各社の市場占有割合を計算する計算式を、それぞれ携帯電話売上シートのA社シェアB社シェアC社シェア列に入れましょう。

(3)(2)で計算した市場占有割合の表示形式を変更して、小数点以下2桁までの表示に統一しましょう。

(4)A社、S社、D社の売上額を折れ線グラフにしましょう。ただし、グラフタイトルは「ASD社の売上額」とし、主縦軸ラベルは「億円」としましょう。できあがりのイメージは以下のようになります。作成したグラフは、携帯電話売上シートの中に、表と重ならないように配置しましょう。

(5)D社の売上額を縦棒グラフ、市場占有割合を折れ線グラフ(マーカーなし)にして、1つのグラフに表示しましょう。ただし、

できあがりのイメージは以下のようになります。(4)で作成したグラフや表と重ならないように携帯電話売上シート内に配置しましょう。

問4. 複数の表を使ったデータ処理

問4は、exam4.xlsxを利用して解きます→解答例(exam4-answer.xlsx

問題の設定

とある遊園地Dでは新年に業績不振のショップを撤退させ、新規店舗に入れ替えることにしました。あなたは担当者として(1)撤退する店がこれまで払っていた賃貸料の合計額を計算する、(2)撤退する店舗を回って、この件を直接伝える、という2つのタスクを行なうことになりました。

あなたが上司から受け取ったメモには、社内で使っているショップ番号だけが記載されていたので、上記のタスクを行うために若干の作業が必要となります。ただし、あなたは社内で使っている以下の2つの表は自由に使うことができます。

所在地マスタ
D遊園地内の出店区画は、所在地マスタシートに整理されているA1〜A7のブロックに分割されており、それぞれ店舗1平米あたりの賃貸料(月額、万円)が決まっています。
店舗マスタ
D遊園地内に出店しているすべての店舗は、店舗マスタシートに登録されています。ショップ名、店舗の面積や所在地コードもこの表に含まれています。

タスク1 撤退する店がこれまで支払っていた賃貸料の合計額を計算しましょう

※以下の作業は入れ替える店舗シートで行いましょう。

(1)ショップ番号列に入っているショップ番号に対応する所在地コード、店舗面積(平米)をそれぞれ所在地コード列および店舗面積(平米)列に入れましょう(VLOOKUP関数を使うと楽)。

(2)(1)で入れた所在地コード列に対応する賃貸料(1平米あたり)を賃貸料(1平米あたり)列に入れましょう(VLOOKUP関数を使うと楽)。

(3)賃貸料は 店舗面積(平米)×賃貸料(1平米あたり)で計算できます。賃貸料列に、賃貸料を計算する計算式を入れましょう。

(4)入れ替え対象になっている店舗が支払っている賃貸料の合計を計算する計算式をB30セルに入力しましょう。また、表示形式を調整して、小数点以下が表示されないようにしましょう。

タスク2 撤退する店に実際に行く

※以下の作業は入れ替える店舗シートで行いましょう。

(1)店舗名が分からないと困るので、ショップ番号列に入っているショップ番号に対応するショップ名を、ショップ名列に入れましょう(VLOOKUP関数を使うと楽)。列幅はショップ名が全部読めるように適切に調整しましょう。

(2)所在地名が分からないと困るので、所在地コード列に入っている所在地コードに対応する所在地名称を、所在地名称列に入れましょう(VLOOKUP関数を使うと楽)。列幅は、所在地名称が全部読めるように適切に調整しましょう。

(3)入れ替え対象店舗に連絡するために園内を回りたいので、所在地コードを使って整列しましょう(昇順)

(4)所在地ごとに店舗を回りやすくするため、同じ所在地の中ではショップ番号が降順となるように整列しましょう。


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