例題1. 店舗別利益金額の計算
Step 1. 集計に使いたい項目(来店月、店舗名、利益額)が含まれている列を選択する
あんまり細かいことを考えるのは面倒なので、下の例では全データ(A列からQ列)を全部選択している。
Step 2. 集計するフィールドを指定する
下図の例では、列ラベル(表頭)に店舗名、行ラベル(表側)に来店月、Σ 値に利益額を指定した。
Step 3. 集計表ができて……できてない?
上の操作を行うと、こんな集計表ができてしまった。#VALUE ばかりで全く集計できていない。これはいったいどうしたことだろう。
Step. 4 データをチェック
Step 5. 商品分類コードを使って、買い物をした人だけを集計に入れる
(1)集計する内容を制限するためのフィールド(この場合は商品分類コード)を「レポートフィルター」にドラッグする
(2)レポートフィルタに使うフィールドを設定すると、集計表の上にフィルタを設定するダイアログが出てくる。今は何も選んでいないので「(すべて)」と表示されている。
(3)をクリックすると下のような画面が開く。今回は商品分類コードが0〜6の範囲に入っているものを全て選びたいので、「複数のアイテムを選択」をチェックする。
(4)すると、それぞれにチェックボックスが表示されるので、0から6以外のチェックを外す。
(5)できあがりはこんな感じ。
Step 6. グラフも作っておこう
練習問題1. データの解釈(☆)
例題1の結果から、月別・店舗別の利益額合計の変動を読み取り、その理由を考えてみる。
練習問題2. 利益額の平均も出してみる
例題1と同様に、月別・店舗別の利益額平均を集計してみる。この場合は何かめだった特徴はありそうか?
練習問題3. いろいろな集計(☆☆)
Tips: Excelでの日付や時刻の扱い
例題2. 表頭の項目の順番を並べ替える
Step1 例題1で作った集計表を用意する
この表頭の並びを、左から白楽、みなとみらい、反町にしたい。
Step2. 列ラベルの横のをクリックする。
Step 3 出てきたダイアログのなかから「その他の並べ替えオプション」を選ぶ
昇順や降順は、普通の並べ替え規則を使って並べ替える方法。この場合は「昇順」を選ぶと みなとみらい、白楽、反町の順になり、「降順」を選ぶと 反町、白楽、みなとみらい の順になってしまって思い通りにならない。
Step 4. 出てきたダイアログから「手動」を選ぶ
上述の通り昇順や降順を選んでも(以下略)
Step 5. 「みなとみらい」を右に動かして順番を変える
※「白楽」を左に動かしても結果は同じ
(1)列ラベルの「みなとみらい」をクリックしてアクティブセルにする
(2)マウスポインタをアクティブセルの周囲の太線に合わせると、みたいに変わるので、そこまで持っていく。
(3)マウスの左ボタンを押して、押したまま動かしたい先までマウスポインタを移動する(ドラッグする)。行き先には線がでるのでわかりやすい。
(4)できあがりはこんな感じ
ちゃんと白楽、みなとみらい、反町の順になっている。
(5)もちろん、ピボットグラフも自動的に系列の順序が変わっている
練習問題4 店舗と商品グループでやってみる
月の代わりに商品グループで集計すると、下の図のようになるが、商品の並びが分かりづらい。一番右側にある「弁当類」が「菓子類」と「甘い飲料」の間にくると、「左側は食べ物、右側は飲物」という感じになって良さそうなので、そのように並べ替えてみる。
練習問題5 AKB総選挙のデータで上位7位までに入った人だけの集計(☆)
行ラベルに名前、列ラベルに回数を取って、各回1〜7位に入った人の順位が分かる集計表を作ってみる。
できあがりはこんな感じ
(ヒント)総計を計算しないようにするには、ピボットテーブルを右ボタンクリックして出てくるダイアログから[ピボットテーブル オプション]を選び、集計とフィルター-総計で、「行の総計を表示する」「列の総計を表示する」のチェックを外す。
©2017, Hiroshi Santa OGAWA
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