2006年度経済情報処理

第2回 表の編集と計算式

ここでは

ことを目標とする

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2.1 計算式の設定と表示形式の設定

例題1. 買い物の計算

Step1. 表にデータを入力する

以下のようにデータを入力する。まずは計算書の大枠を入力する

ここまで入力するとこんな感じ

続いて、この表に以下の商品名、単価、数量を入力する。単価の数値はドル表記であるが、ここでは$マークをつけて入力する必要はない(あとでセルの書式として設定する)

品名 単価 数量 備考
Seated Cat Mouse Pad 13.95 1 座っている猫の格好のマウスパッド
Jeweled Dragonfly Pin 70.00 1 宝石付のトンボ型ピンバッチ
Ice Crystal Snowflake Watch 135.00 1 氷のようなキラキラしたクリスタル付の腕時計

ここまで入力すると、こんな感じ

Step2. 表を見やすくレイアウトする

上の表は品名が途中で切れていたり、表の見出が分かりにくかったりするので、以下の調整を行う

ここまで終わると、こんな感じ

Step 3. 計算式を入れる

※セルに計算式を入れる時は、最初に= (イコール)を押す。Excelはセルに入っている文字列の最初が = ならば、その後を計算式として解釈する

(1)まず、セルE6 に、Seated Cat Mouse Pad の合計金額を計算する式(単価×数量)を入れてみよう。この商品の単価が入っているセルは C6 で、数量が入っているセルは D6 であるから、セル E6 には「セル C6 とセル D6 に入っている値を掛ける」という計算式を入れればよい。手順は以下の通り。

  1. セルE6 をアクティブセルにする
  2. = キーを押す
  3. セル C6 をクリックする(*1
  4. * キーを押す(*2
  5. セル D6 をクリックする(*3
  6. Enter キーを押すと、セルE6 に計算結果の 13.95 が表示される。このとき、数式バーには現在のアクティブセルであるセルE6 に入力した計算式が表示されている

同様にセルE7, E8 にも計算式を入れてみよう。このとき、計算対象となるセルを選択する方法として、直接セル番地を入力したり、矢印キーを使ったりしてみること

*1)セルをクリックする代わりに、キーボードから C 6 と直接セル番地を入力してもよいし、矢印キーを使ってセルを選択してもよい

*2)Excelの計算式では、かけ算は×ではなく* を使い、割り算は ÷ ではなく / を使う。足し算と引き算は通常の数式と同じく + - でよい

*3)セルをクリックする代わりに、キーボードから D 6 と直接セル番地を入力してもよいし、矢印キーを使ってセルを選択してもよい

(2)次にセル E9,に範囲 E6:E8 の合計を計算する式を入力する。合計の計算方法は前回説明した通り

(3)セル E10 には セル E9 の米ドルでの合計金額とセル D3 の為替レートから日本円での合計金額を計算する式(合計金額(米ドル)×為替レート)が入る。やりかたは(1)と同じ

ここまで終わると、以下のようになる

Step 4. 数字の書式設定を行う

(1)まず、単価の欄を米ドル表示にしてみる

  1. 範囲 C6:C8 を選択する
  2. 選択した範囲の上で、マウスの右ボタンクリックする
  3. メニューが表示されるので、「セルの書式設定」を選択する
  4. ここでは、通貨表示にしたいので「分類」から「通貨」を選ぶ。すると、通貨記号や小数点以下の桁数などが選べるようになる
  5. 通貨記号に $ を指定すると、自動的に小数点以下の桁数が 2桁になる
  6. [OK]をクリックして指定完了

(2)同様に金額と Totalの欄を米ドル表示に、合計金額は \ をつけて日本円表示にする

Step 5. 表を完成させて保存する

  1. 計算書の下に今日の日付・学籍番号・氏名・ふりがなを入力する
  2. metshop という名前をつけて保存する

練習問題1

*4)円-ドルの為替レートには「円でドルを買う」「ドルを売って円を受け取る」の取引方向や現金取引なのか、送金用なのか等の取引種別や取引主体によって様々な交換比率が同時に存在する。今回の目的(小口で日本居住者がアメリカに送金して買い物をする)にはどの相場が適しているか、まず自分で考えてみること。

練習問題2

練習問題3

2.2 表の編集(行・列の追加/削除・データの移動/複写)

例題2. 表の中にデータを追加する(行の挿入)

Step1. 行を挿入したい位置の下にある行(*5)を選択する。この場合は7行目である

*5)Excelでは、選択した行の上に新しい行を挿入する。もし下に挿入するシカケになっていたら、1行目の上にはどうやっても新しい行が挿入できないことになってしまうので、これは当然の仕様。同様に列の挿入を行うときも選択した行の左側に挿入する

Step2. 選択した行の上で右ボタンクリックをして、メニューを出す。メニューから「挿入」を選ぶ

Step 3. 品名(Snake Bracelet)、単価( 70ドル)、数量(2個)と、金額を計算するための計算式を入力し、必要に応じて表示形式を設定する

Step4 . metshop01 という名前をつけて保存しなさい

Tips: 行・列の挿入/削除に関する注意点とヒント

練習問題4. metshop01 の計算書に次の商品を追加しなさい(追加する場所は自由に決めてよい)

品名 単価 数量 備考
New York Postcard T-Shirt $20.00 4 ニューヨークの絵はがきをプリントしたTシャツ
Statue of Liberty Cap $13.49 6 自由の女神像がプリントしてある帽子

練習問題5. 以下の図のように、美術館名を入れる列を作成して複数の美術館からの買い物を一度に計算できる表を作成しなさい

2.3 データの移動・複写

2.3.1 クリップボードを使った移動・複写

例題3:  単純なデータのコピー

Step1. コピーしたい元の範囲を選択する。この場合は一つのセルに入っているデータをコピーしたいので、セル B4 をアクティブセルにする

Step2. ツールバーの(コピー)ボタンをクリックする(あるいは、Ctrl キーを押しながら C キーを押してもよい)

この操作で、選択した範囲がクリップボードにコピーされる。画面上ではコピーする範囲が波線で囲まれる

Step3. コピーしたい先の範囲を選択する。この場合は、範囲 B5:B6 にコピーしたいので、そこを選択する

Step4. ツールバーの(貼り付け)ボタンをクリックする(あるいは、Ctrl キーを押しながら V キーを押してもよい)

この操作で、クリップボードにコピーしてあった内容がアプリケーションに貼り付けられる

例題4:  計算式のコピー

Step1. コピーしたい元の範囲を選択する。この場合は一つのセルに入っている計算式をコピーしたいので、セル E4 をアクティブセルにする

Step2. ツールバーの(コピー)ボタンをクリックする(あるいは、Ctrl キーを押しながら C キーを押してもよい)

この操作で、選択した範囲がクリップボードにコピーされる。画面上ではコピーする範囲が波線で囲まれる

Step3. コピーしたい先の範囲を選択する。この場合は、範囲 E5:E6 にコピーしたいので、そこを選択する

Step4. ツールバーの(貼り付け)ボタンをクリックする(あるいは、Ctrl キーを押しながら V キーを押してもよい)

この操作で、クリップボードにコピーしてあった内容がアプリケーションに貼り付けられる

Step5. コピーされた計算式が正しいかどうか確認してみる

セル E5 には =C5*D5

セル E6 には =C6*D6

が確かに入っている。どうして自動的に計算式が書き換わっているのはともかくとして、便利だ。

Tips: どうやってコピー時に Excel は計算式の中身を調整しているのか

2.3.2 マウスとキーボードを使った複写・移動

1. セル・範囲の移動

  1. 移動したいセル・範囲を選択する
  2. マウスポインタを選択した範囲の外枠にあわせる(マウスポインタの形がからに変化する)
  3. マウスの左ボタンを押したまま、移動先までマウスポインタを動かす(ドラッグする)
  4. 目的の場所にきたら、マウスのボタンを離す(ドロップする)

2. セル・範囲のコピー

  1. コピーしたいセル・範囲を選択する
  2. Ctrlキーを押しながらマウスポインタを選択した範囲の外枠にあわせる(マウスポインタの形がからに変化する)
  3. マウスの左ボタンと Ctrl キーを押したまま、移動先までマウスポインタを動かす(ドラッグする)
  4. 目的の場所にきたら、マウスのボタンを離す(ドロップする)

3. オートフィル

(1)同じデータの入力

  1. コピーしたいデータの入力されているセルをアクティブセルにする
  2. セルの右下に表示されている小さい黒い四角(これをフィル ハンドルと呼ぶ)の上にマウスポインタを持っていくと、からちょっと細い黒い十字に変わる
  3. マウスポインタが変化したところでマウスの左ボタンを押して、上下左右のいずれかの方向にドラッグする。このとき、マウスポインタの横に実際に入力されるデータが表示されているのに注意
  4. もとのアクティブセルに入っていたデータがドラッグした範囲のセルに入力される

(2)連続するデータの入力

  1. 連続するデータの一部分が入った範囲を選択する
  2. フィルハンドルをドラッグしていく。このとき、マウスポインタの右下に実際に入力されるデータが表示されているので、思い通りの連続データになっているか確認する。下の図だと 6 と表示されているので、うまくいっているようである
  3. 左ボタンを離すと、データがドラッグした範囲のセルに入力される
  4. 入力された範囲の右下に出ている(オートフィル オプション)をクリックすると、連続データなのかデータの単なるコピーなのかを選択できる。ただし、連続データという選択肢は、Excelが「これは連続データとして扱える」と判断した場合にしか表示されないので注意

練習問題6. 以下のデータのコピーをさまざまな方法で行ってみなさい。オートフィルは各データで必ず試すこと

※オートフィルを使ったときには同じデータが入るか、連続データが入るかに気をつけること

Tips: ユーザー定義の順序を設定するには

練習問題7. 試験の成績が入ったブック(*6)(exam-sample.xls)を使って以下の作業を行いなさい

exam-sample.xls は右ボタンクリックでまずダウンロードしてから使用すること。リンクをクリックしてしまうといろいろ不幸なことが起きる

*6)まさか勘違いする人はいないと思うが、このブックに入っているデータは乱数で作った適当なものであり、実際の科目の成績とは何の関係もない。

練習問題8. 以下のデータを入力した表をできるだけ手間を掛けずに作成しなさい


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